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労災疾病等医学研究普及サイトのご案内 「作業関連疾患」について
上肢等(後頭部、頸部、肩甲帯、上腕、前腕、手及び指)に過度の負担のかかる業務によって発生した運動器の障害を「上肢障害」と呼びます。
厚生労働省の「上肢作業に基づく疾病の業務上外の認定基準について」によれば、代表的なものとして、上腕骨外(内)上顆炎、肘部管症候群、回外(内)筋症候群、手関節炎、腱炎、腱鞘炎、手根管症候群、書痙、書痙様症状、頸肩腕症候群などが例示されています。
近年のパソコン等を用いた業務の増大により、上肢の作業関連疾患が多くなっていると予想されること、上肢障害を来す疾病のうち最も発生数が多いこと、診断が比較的容易で明確であることから、上肢障害のひとつである「手根管症候群」について、その病因が業務によるものか加齢によるものかなど、発症要因の分析を行いました。
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