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労災疾病等医学研究普及サイトのご案内 「早期復職」について
平成30年7月から新たに研究テーマを設定し、3領域10テーマの労災疾病等医学研究・開発、普及事業に取り組んでいます。
今回は、その中から「早期復職」について紹介します。
現在、がんはわが国における死因のトップであり、2~3人に1人は生涯の間にがんと診断されます。さらに、がんになった後も仕事を続ける勤労者は増えることが予想されています。
がん患者さんが復職するために最も重要なのが体力の維持・増進とされ、そのために効果が高いのが「運動療法」と「食事療法」と考えられています。
本研究では、運動療法と食事療法、特に最適な蛋白質摂取を一定期間続け、その前後から復職するまでの期間、血液検査や体力測定等を行い、患者さんの復職状況を調査します。
詳しくは以下のリンクからご覧ください。
http://www.research.johas.go.jp/souki2018/
復職を目指すがん患者さんに対して最適な蛋白質摂取と運動療法によって筋力や持久力が効率的に改善できれば、患者さんの早期復職、勤労者のキャリア維持、職業生活の維持に大きく寄与できると考えています。